トップメッセージ

社長ご挨拶

新型コロナウイルス感染症対策の緩和が進む半面、物価やエネルギー価格の高騰で、個人消費の回復が遅れ、厳しい状況が予想されます。そのような中でも、高齢化の進展とともに、自身の健康や美に関心が高い人が増えており、ヘルスケア産業はさらに広がっていくと考えています。

2022年度を初年度とする中期経営計画では「トータルヘルスケア戦略」を基軸に、前半2年を「飛躍に向けた土台作り」と位置づけています。スタートである昨年は、長野県初出店をはじめ、100店舗を超える出店と、ダウンロード数1000万を超えデジタル戦略をけん引する「スギ薬局アプリ」の刷新など、DXによる生産性向上を通じて、リアルとデジタル両面でお客様とのコミュニケーション強化に取り組みました。

本年は「飛躍に向けた土台作り」完遂に向け、シンプルで短い言葉に想いを込めて「一人ひとりに向き合う」を行動指針としました。薬剤師が、医療事務が、登録販売者が、管理栄養士が、ビューティアドバイザーが、看護師が、それぞれ、異なるお客様・患者様に向き合い、スキル・能力・モチベーション・将来成長を見える化して、個別の教育プログラムを本格化します。すでに本年3月から新たな組織体系に移行しており、人的資本を最大限に引き出し、経営基盤強化を進めます。

スギ薬局グループは、創業以来変わることのない理念を胸に、さらなる企業価値の向上をめざし「トータルヘルスケア戦略」の推進と、脱炭素、循環型社会の実現に貢献できる企業として、皆様の健康で豊かな生活の支援に努めます。

スギホールディングス株式会社
代表取締役社長
杉浦克典

代表取締役社長