雇用・所得環境の改善や訪日外国人旅行者数の増加などにより緩やかに景気が回復する一方、物価上昇の継続、米国の通商政策及び中東情勢等により、景気の先行きは不透明な状況が続いています。
ドラッグストア・調剤業界でも、薬価改定、異業種・同業種間の競争激化など、厳しい経営環境が続く中、個人消費の底堅い動きや、商品の価値を厳選する選別消費の強まりを受け、業界全体として堅調な傾向が見られました。
このような環境のもと、スギ薬局グループは、新店の早期立ち上げやDXの推進により、お客さま満足の向上および店舗運営の効率化を図ることで売上と利益の拡大を両立させました。サステナビリティ経営においては、第三者所有モデルによる太陽光パネル設置店舗の順次拡大に加え、温室効果ガス排出量算定に対する第三者保証を取得し、環境データの正確性と透明性を確保いたしました。
昨年度は、110店舗の新規出店と72店舗の調剤薬局を取得。2月末現在で2,321店舗となりました。売上高は前期比15.1%増の1兆103億円と、中期経営計画で掲げた「売上高1兆円」を1年前倒しで達成することができました。これは、スギ薬局グループ社員の挑戦と、ステークホルダーの皆さまのご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。
創業50周年を迎える今年度より、新たな中期経営計画をスタートいたしました。グループ一丸となり、調剤、ヘルスケア、DXを軸とした「トータルヘルスケア・カンパニー」への進化を力強く推進してまいります。50年変わることのない経営理念のもと、私たちは地域の皆さまの健康で豊かな暮らしを支えることを使命とし、これからも地域にとって「なくてはならない存在」であり続けるために邁進してまいります。
2026年5月
スギホールディングス株式会社
代表取締役社長
杉浦克典