再生可能エネルギーへの転換を実施すべく、店舗において、太陽光パネルによる発電システムの導入を推進していきます。
2022年度はオンサイト型コーポレートPPA(第三者所有型)の活用を通じて再生可能エネルギーの導入を計画し、順次導入を開始しています。2030年CO2削減目標を達成すべく、オンサイト型だけではなく、オフサイト型PPA、自己託送型の活用にも積極的に取り組んでいきます。
愛知県刈谷市富士見店の屋上に設置した太陽光パネル
社有車における化石燃料の消費削減につなげるべく、EV(電気自動車)の導入を開始しました。今後もハイブリット車だけではなく、EVの導入を拡大してまいります。
また、急ブレーキや急発進など車の運転状況をチェックする仕組みを導入しており、安全性確保と化石燃料の消費削減の両立を図ってまいります。
店舗や本社、各事務所の温度のきめ細かい管理、空調の定期清掃を実施し、使用電力の削減に努めています。
また、2013年度から全店舗LED化に向けて取り組みを進めていますが、老朽化したLED設備を順次入れ替えすることにより、さらなる電力消費量の削減、CO2排出量の削減につなげてまいります。
店舗内照明のLED導入実績
国土交通省、経済産業省、農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、持続可能な物流の実現に向け、2021年8月1日に自主行動宣言を提出しました。
取組項目 | 取組内容 |
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物流の改善提案と協力 | 取引先や物流事業者から、トラック運転手の手作業での荷卸し、付帯作業の合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。 |
予約受付システムの導入 | トラックの予約受付システムを導入し、トラック運転手の待ち時間を削減します。 |
パレット等の活用 | パレット、折りたたみコンテナ、通い箱等を活用し、荷役時間を削減します。 |
取引先からの入出荷情報等の事前提供 | 取引先より物流センターに物量情報データを事前共有いただくことで、構内作業者とトラック運転手の作業時間を確保し、余裕を持って作業・配送ができるよう物流合理化を推進します。 |
発注量の平準化 | 荷待ち時間を短縮するとともに、運行効率を向上させるため、曜日波動や月波動などの繁閑差を平準化します。 |
運送契約の書面化の推進 | 契約する物流事業者を選定する際には、関係法令を相互確認し、法令遵守を進めます。 |
スギ薬局グループは、電力需給ひっ迫時の家庭における電力消費の削減を図るため、 SBエナジー株式会社(以下 SBエナジー) が実施する、脱炭素型ライフスタイル転換促進Webアプリケーション「
yOUR(ユアワー)」を活用した人の行動変容によるディ マンドリスポンス実証事業に参加しました。
SBエナジーと連携し、スギ薬局の一部店舗をyOURの外出キャンペーン時の誘導先とするほか、yOUR参加ユーザーがチェックインした店舗で利用可能なクーポンの配布を通じて、家庭の電力需要抑制に協力しました。