循環型社会の実現

プラスチックに対する資源循環の取り組み

スギ薬局グループは、サプライチェーン企業の皆様と協同し、使用済みペットボトルを回収してペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルに取り組んでいます。2025年度は211店舗へボトルスカッシュを設置し、順次拡大中です。

本取り組みでは、「スギ薬局」に新たにリサイクルボックスを設置し、ラベルとキャップを剥がし洗浄した状態の良質な使用済みペットボトルを回収しています。店頭で回収した使用済みペットボトルは、「スギ薬局」店舗に商品を配送した帰りの便のトラックで店舗から「スギ薬局」物流センターまで運搬し、圧縮加工を行う会社が減容処理を行った後、リサイクラーにて樹脂再生を行います。その後、連携飲料メーカーが再生PETを使用した容器の飲料の製造を行います。

ボトルtoボトル比率の推移。2023年度は0.36%(CO2排出抑制量16.3t、ボトルスカッシュ設置店舗数53店舗)。2024年度は2.95%(同140.5t、122店舗)。2025年度は5.46%(同257.5t、211店舗)。

※ボトルtoボトル比率:ペットボトル回収量/ペットボトル販売総量(500mlペットボトル換算)。
※CO2排出抑制量:ペレット製造量(ペットボトル回収量×歩留率)×0.9。
※500mlペットボトルの平均重量22gとして算出しているため、精緻な数値ではありません。
※当社独自、取引先独自の計算方法で算出しています。

今後は、さらに多くのサプライチェーン企業が参画した状態で協同収集を行い、回収スキームの効率化と再生PET樹脂のコスト低減を実現できるように取り組みます。

店舗におけるボトルスカッシュ導入とスギ薬局グループ本社(愛知県大府市)へのボトルスカッシュの導入

行政と連携した資源回収の取り組み

静岡市と連携してペットボトルの回収を実施

第一三共ヘルスケア株式会社が主催し、テラサイクルジャパン合同会社と共同で横浜市にて開始した、日本初となる使用済み「おくすりシート」(PTPシート)の生活者参加型リサイクルプログラムの実証実験に、スギ薬局グループの店舗が回収拠点として参画しています。
「おくすりシート」は、必要不可欠な医薬品包装資材という特性から削減が難しく、日本国内において年間約1万数千トンが生産されており、今後も高齢化の進展に伴い使用量の増加が見込まれます。しかしながら、リサイクル資源として生活者における認知が低く、回収量も少ないため、ペットボトルのようにリサイクルの仕組みが整っていない状況にあります。
スギ薬局グループで販売、使用している医療用医薬品・OTC医薬品の「おくすりシート」の回収拠点を担うことで、「おくすりシート」がリサイクル資源であることに対するお客様・患者様の認知を高め、資源として循環する仕組みづくりに貢献してまいります。

スリーエム ジャパン株式会社とテラサイクルジャパン合同会社と共同し、スポンジのリサイクルプログラムに参画しました。当社店舗にて、回収拠点の役割を果たしてまいります。

プラスチックの削減

レジ袋有料化への取り組みを継続しており、レジ袋の使用量の削減を目指しています。

2025年度のレジ袋使用数量は116百万枚、使用重量は920トンでした。レジ袋有料化前の2019年度(レジ袋使用数量262百万枚、使用重量2,000トン)と比較すると、約54%削減をしています。

衣料品、繊維用品に対する資源循環の取り組み強化

スギ薬局グループは、廃棄衣料品を原料としたサステナブルなボードであるPANEKOⓇを導入しました。店舗従業員の使用済みユニフォームを回収し、それをPANEKOⓇにし、店舗什器に再生しています。

愛知県岡崎市、知立市の店舗で衣料品の回収を実施しています。

食品に対する資源循環の取り組み強化(フードロス削減)

2021年度より、関連省庁、JACDS加盟企業と共に、『てまえどり』の取り組みを実施しています。
この取り組みでは、すぐに召し上がる予定で食品をご購入されるお客様に対し、手前に置いてある商品から選んでご購入いただくことを促すことによって、食品ロスの削減を目指しています。
併せて、食品見切り基準変更による売り切り促進、パンの在庫基準見直しによる過剰在庫の低減、食品自動発注の導入による在庫数の適正化促進を通じて、食品廃棄率の低減に向けた取り組みを促進します。

見切りシール発行機を導入することで、期限切れ間近の食品を売り切るための店舗作業負担を軽減し、生産性を向上しております。本取り組みを通じて、期限間近食品に対する売り切りの強化を行っています。

安全に食べられるにもかかわらず、期限切迫や包装の破損などの理由で販売できない食品をフードバンクに寄贈し、廃棄削減と社会支援を両立しています。今後は店舗でのフードドライブ実施も目指し、地域の皆様と協力して課題対応してまいります。

※フードドライブ:家庭の余剰食品を集め、地域の福祉団体等へ寄付する活動。

食品資源循環と社会貢献のフロー(簡略図)。スギ薬局店舗の販売困難な食品をフードバンク等へ寄贈し、福祉団体・施設や困窮世帯へ提供。あわせて行政連携イベントや本社(従業員)から家庭余剰食品を集めるフードドライブ活動を推進。

給水ステーション設置で海洋プラスチックゴミ削減へ

TEAM EXPO2025(大阪・関西万博)において共創パートナー企業が行う、ステハジプロジェクト「 みんなで拡げる給水スポット 」 チャレンジに賛同し、共創メンバーにも参画しました。
給水ステーションの設置を通じて、プラスチックペットボトルの削減、海洋プラスチックごみの削減への貢献を目指します。

炭酸水自動販売機による海洋プラスチックゴミ削減の取り組み

炭酸水自動販売機を設置することにより、プラスチックペットボトルの削減 、海洋プラスチックごみの削減に貢献します。