取締役会は、健全で透明性が高い効率的な経営を推進するために、コンプライアンス、財務報告の適正性、リスク管理などに関して、グループ経営という視点で内部統制システムが有効に機能するよう体制を整備し、内部監査部門を活用しつつ、その運用状況についての監督を行います。内部統制の精度を高めるために、グループ各社の業務内容、想定されるリスクとその対応策の文書化・モニタリングなどを通じて、経営上のリスクの最小化を推進しています。
代表取締役社長は、経営上の高リスク分野を管理するために、サステナビリティ委員会内にリスク委員会と情報セキュリティ委員会を設置し、早期に業務の改善と事故の未然防止を図っています。
リスク委員会では、事業戦略、自然災害・感染症など、企業運営に関する重大なリスクを評価・特定し、事前に対策を講じることで、リスクの顕在化を防止しています。また、危機発生時においては、別途「緊急対策本部」を設置し、迅速、かつ適切に対応できる体制を整えています。
リスク | リスクの主な事例 |
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1-1 事業環境 |
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1-2 関連法規制等 |
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1-3 投資 |
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リスク | リスクの主な事例 |
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2-1 大規模災害 |
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2-2 気候変動 |
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2-3 感染症 |
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リスク | リスクの主な事例 |
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3-1 不正・事故 |
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3-2 情報 セキュリティ |
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3-3 人権 |
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3-4 人財 |
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3-5 サプライ チェーン |
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スギ薬局グループは、組織的または個人的な法令違反行為や不正行為などの抑制と是正を図ることを目的に、コンプライアンス相談窓口を設置し、社員が匿名でも相談できる体制を整えています。
内部通報制度は、社内規程に基づいて運用し、通報窓口をグループ内および社外の弁護士事務所に設けています。なお、通報者に対する不利益な取り扱いを禁止するとともに、上記窓口の認知度・理解度の向上を図るため、店舗事務所内に通報連絡先の掲示や「コンプライアンス・災害対策ポケットBOOK」の配布による周知活動の強化により、健全な通報制度の確立に努めています。
2021年度からは「現場の悩み・何でも相談ダイヤル」と名称を変更し、より気軽に通報しやすい環境整備を行っています。
スギ薬局グループでは個人情報や顧客情報、機密情報を保護・漏洩防止するために、個人情報保護と情報セキュリティの強化を行っています。
情報セキュリティの基本方針を策定し、外部からの不正アクセスの防止、ウイルス感染の防止、データ漏洩の防止に向けた各種対策を行っています。併せて、情報セキュリティ体制の強化と社員の教育に努めています。
スギ薬局グループは、社会から預かった資産・資源(人・物・金・情報など)を有効に活用し、社会に益を提供し続け、社会に貢献する経営を進めています。
これを実現するために当社では、お客様の情報をはじめ、当社が保有する情報資産を、不正アクセスやサイバー攻撃などの様々な脅威から保護し、グループ全体の情報セキュリティを強化していくことが、経営上の最重要課題であると認識しています。
この考え方のもと、当社グループは、「情報セキュリティ基本方針」を定めました。
今後は、上記方針および「個人情報の取り扱い(プライバシーポリシー)」などを役員・社員が遵守し、かつ適正に取り扱うことを通じて、情報セキュリティの維持・向上に努めます。
※情報セキュリティ基本方針はこちら
スギ薬局グループでは、下記の業務において、ISO27001の規格要求事項に適合しています。
適切に外部審査を受けつつ、対応の強化、高度化を行い、個人情報保護、情報セキュリティの強化に努めてまいります。
①特定保健指導事業
②ポイントカード会員様の情報管理や入電対応・入電記録作成管理業務
③顧客情報分析業務、販売促進・広告宣伝に関する業務
④人材紹介及び人材派遣事業、ヒューマンリソースのコンサルティング業務
認証登録番号:JQA-IM1736
登録事業者:スギウェルネス株式会社
登録活動範囲:
認証登録番号:JQA-IM1863
登録事業者:株式会社スギ薬局 お客様サポート室
登録活動範囲:
認証登録番号:JQA-IM1978
登録事業者:株式会社スギ薬局 商品本部(商品管理部)・DX戦略本部(デジタルマーケティング部)
登録活動範囲:
認証登録番号:JQA-IM2081
登録事業者:株式会社MCS
登録活動範囲: