デジタル化が進んだ今だからこそ、リアル店舗での専門家によるカウンセリングの重要性が高まっています。スギ薬局グループは、お客様・患者様の購買情報や相談履歴、そして当社グループアプリを通じていただいた情報の統合を進めています。これらの情報をもとに、お客様・患者様一人ひとりのニーズや悩みに応じ、充実したカウンセリングを実施できる店舗を増やしています。
お買い物体験の向上を目的として、カートレジを一部店舗で導入しました。お客様が商品を買い物かごに入れるのと同時に、商品のバーコードを読み込み。従業員のレジ業務を省略できるので、混み合う時間帯でも長くお待ちいただくことなくお買い物いただけます。
管理栄養士のこだわりから生まれたオーダーメイドサプリメントサーバーを設置しました。
お客様の身体に不足した栄養素を、不足した分だけ提供できるサービスを提供しています。
女性を取り巻く環境の変化が大きい時代において、「フェムケア」「フェムテック」に関する企業・商品が増加しています。当社では、フェムケアに関して、健康意識・リテラシーが高い層だけでなく、あらゆる層からの認知が必要と考え、リアルでの売り場が少ない現状も踏まえ、より身近で気軽に立ち寄る場所に特設コーナーを設置し、商品のご紹介や女性の健康課題に関する情報提供を『人を通じて』行っています。
フェムケア
さまざまな方法で女性の心と体をケアするための商品やサービスのこと(例:生理用ナプキン、各種サプリメントなど)
フェムテック
女性の健康課題を“テクノロジーで”解決する製品やサービスのこと(月経周期記録アプリ、ピルのオンライン処方など)
健康診断の結果から生活習慣病のリスクを判定する「生活習慣病リスクレポート」の提供を行っています。脳卒中や心筋梗塞、糖尿病になる確率を分析し、管理栄養士が予防につながるアドバイスを実施しています。
地域連携薬局と専門医療機関連携薬局の展開を強化しました。今まで培った訪問調剤のノウハウを活かし、訪問調剤実施店舗数の拡大を行い、患者様の入退院時はきめ細かな医療機関との情報共有を、介護・終末期においては、包括的な支援のできる地域医療のハブとなる薬局(地域連携薬局)づくりを進めました。
また、がん領域の専門薬剤師の育成や専門的な医療の提供を行う医療機関との連携を深めた高度薬学管理機能を備えた薬局(専門医療機関連携薬局)づくりを進めています。
外来がん治療専門薬剤師
通院等でがんの薬物治療が必要な患者様に対して、医療機関と連携しながら、外来がん治療専門薬剤師がサポートする体制を整えています。がん患者様の有害事象有無や服薬状況の確認を行い、トレーシングレポート等を通じて、医療機関に適切に連携しています。また、営業時間外の電話相談への対応ができる体制づくりに加えて、介護施設、他の薬局との勉強会であったり、患者様の服薬情報を共有できる体制の構築を行っており、やりがいに感じています。
様々なデジタルによるヘルスケアサービスや個人のニーズ別販売促進策の基盤となるのが、デジタルアプリ[スギ薬局アプリ、スギスマホでお薬アプリ(かかりつけ薬局アプリ)]の会員数です。2023年度は、それぞれのアプリのダウンロード促進を手掛け、1,297万ダウンロードまで到達しました。
スギ薬局アプリ
DL数1,202万
(2023年度)スギスマホでお薬アプリ (かかりつけ薬局アプリ)
DL数95万
(2023年度)
ポイント会員様に対する景品の選択肢を広げることで、お客 様の多 様なニーズに応え、利便性を向上させました。
また、ポイントでお買い物(2ポイント1円)ができるサービスも導入しました。