手ごろで質の高いヘルスケアサービスへのアクセス向上

カウンセリング機能を持つ店舗の拡充

カウンセリング機能を持つ店舗の拡充

デジタル化が進んだ今だからこそ、リアル店舗での専門家によるカウンセリングの重要性が高まっています。スギ薬局グループは、お客様・患者様の購買情報や相談履歴、そして当社グループアプリを通じていただいた情報の統合を進めています。これらの情報をもとに、お客様・患者様一人ひとりのニーズや悩みに応じ、充実したカウンセリングを実施できる店舗を増やしています。

データに基づくヘルスケアサービスの提供

健康診断の結果から生活習慣病のリスクを判定する「生活習慣病リスクレポート」の提供を開始しました。脳卒中や心筋梗塞、糖尿病になる確率を分析し、管理栄養士が予防につながるアドバイスを実施しています。

データに基づくヘルスケアサービスの提供

※ スギ薬局の「生活習慣病リスクレポート」が 千葉県我孫子市の「特定健診受診勧奨効果アップ策」に採用

地域連携薬局、専門医療機関連携薬局の展開

国策で推進される地域連携薬局と専門医療機関連携薬局の展開を強化しました。今まで培った訪問調剤のノウハウを活かし、訪問調剤実施店舗数の拡大を行い、患者様の入退院時はきめ細かな医療機関との情報共有を、介護・終末期においては、包括的な支援のできる地域医療のハブとなる薬局(地域連携薬局)づくりを進めました。
また、がん領域の専門薬剤師の育成や専門的な医療の提供を行う医療機関との連携を深めた高度薬学管理機能を備えた薬局(専門医療機関連携薬局)づくりを進めています。

専門医療機関連携薬局
3店舗
地域連携薬局
46店舗

Interview

新金岡店 管理薬剤師/外来がん治療専門薬剤師
通院等でがんの薬物治療が必要な患者様に対して、医療機関と連携しながら、外来がん治療専門薬剤師がサポートする体制を整えています。がん患者様の有害事象有無や服薬状況の確認を行い、トレーシングレポート等を通じて、医療機関に適切に連携しています。また、営業時間外の電話相談への対応ができる体制づくりに加えて、介護施設、他の薬局との勉強会であったり、患者様の服薬情報を共有できる体制の構築を行っており、やりがいに感じています。

Interview

デジタル会員基盤の拡充

様々なデジタルによるヘルスケアサービスや個人のニーズ別販売促進策の基盤となるのが、デジタルアプリ(スギ薬局アプリ、スギサポwalk、スギスマホでお薬アプリ(かかりつけ薬局アプリ)の会員数です。
2022年度は、それぞれのアプリのダウンロード促進を手掛け、1,381万ダウンロードまで到達しました。デジタルアプリの合計ダウンロード数1,500万(2023年度末まで)を目標として定め、様々なヘルスケアサービスや充実したニーズ別の販売促進などのデジタルサービスを提供します。

デジタル会員基盤の拡充
2023年度目標合計ダウンロード数
1,500万DL
デジタル会員基盤の拡充 デジタル会員基盤の拡充

スギ薬局アプリのリニューアル

いつでもどこでも“手のひらにスギ薬局”を実現

2023年1月にスギ薬局アプリをリニューアルしました。
スギ薬局グループでは、一人ひとりのお客様に最適な情報・サービスをお届けすることが重要だと考えており、便利にお買物をしたい、自分に合ったサービスを提供してほしいといった要望に応えるために、その人に合った情報・サービスを自動で配信していくといった取り組みを行っています。

お得な健康情報の配信

健康に関わる様々な情報やお得な情報が手に入るスギチャンネルポイント倍デーのお知らせはもちろん、実施中のキャンペーンやセールなどをいち早くお届け

お得な健康情報の配信
POSAカードの仕組みを使ったスギお買物券の導入

ポイント会員様に対する景品の選択肢を広げることで、お客様の多様なニーズに応え、利便性を向上させました。
今後は、各種テスト運用を経て、ポイントでお買い物ができるようなサービスも導入していきます。

POSAカードの仕組みを使ったスギお買物券の導入
OTC医薬品の即日自宅配送の実施

お客様が、“スギスマホオーダー”アプリから商品を購入することで、即日でOTC医薬品などを自宅に届けるサービスを一部店舗で開始しました。お客様が多様な生活スタイルの中で、隙間時間にアプリから注文した商品を店頭や店舗駐車場で受け取るBOPIS(バイ・オンライン・ピックアップ・イン・ストア)体験の提供を行っています。
お客様の生活スタイル多様化に伴い、購買体験の選択肢を広げるため、お客様の自宅への「ラストワンマイル配送」(最終小売り拠点からユーザーへの配送)を追加することで、いつでも、どこでものニーズに応えてまいります。

OTC医薬品の即日自宅配送の実施