医療の安全性確保と医薬品の適正管理

調剤過誤防止システムの導入

調剤薬局全店舗にピッキングサポートシステム、散剤監査システムを導入しており、今後の新規開局店舗においても100%導入を実施していきます。また、一包化監査システムの導入展開や自動ピッキング機器、自動一包化機器の導入も強化することで、薬剤師の対人業務への注力をサポートしつつ、安全な調剤環境を構築します。

一包化監室システム

一包化監査システム

自動薬剤ピッキング装置
Drug Station(ドラッグステーション)の導入

安全性と効率性の追求を目的として、大型の調剤薬局にドラッグステーションを導入しました。

特徴

  • その場で正確なピッキング
  • 取り間違いがない安心感
  • 安心のチェック機能
2023年1月開の長野県信州大学病院店

2023年1月開局の長野県信州大学病院店

スペシャリティ医薬品に対する対応

スペシャリティ医薬品は、特別な温度管理や副作用モニタリングが必要で、専用の保冷庫や薬剤師による特別な介入など、付加価値を伴う流通が必要です。当社グループでは、現在、名古屋大学病院店で、専用の保冷庫を備え、スペシャリティ医薬品の応需を開始しています。

オンライン資格確認による正確な本人情報確認の実施

マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号等によるオンライン資格確認を開始しました。カードリーダーを導入することで、正確、かつスピーディに患者様の必要情報を確認させていただいています。

オンライン資格確認による正確な本人情報確認の実施

デジタルを活用した医薬品などの情報提供

調剤をお待ちの患者様に対して、未病、予防、治療など、患者様の健康的な生活につながる情報を提供するために、待合室にデジタルサイネージの設置を進めています。

デジタルを活用した医薬品などの情報提供

医薬品、医療機器の安全な回収

お客様・患者様のニーズに合わせて、感染性廃棄物(使用済み注射針等)の回収店舗を拡大しています。また、それに伴う針刺し事故の発生防止のため回収物を適切に管理できる体制を整備しています。
※回収容器を患者様に販売し、それを回収しています

医薬品、医療機器の安全な回収

お薬受け取りロッカーの拡大展開

宅配ロッカーシステム「Quist(クイスト)」を「お薬受取ロッカー」として、2023年2月末までに76店舗導入しました。
本サービスは店頭あるいはオンラインでの服薬指導済みの調剤薬を店舗の営業時間中いつでも受け取り可能となるサービスです。非対面、非接触の意識が高まる中、患者様のお薬受け取り手段の多様化に貢献しています。

お薬受け取りロッカーの拡大展開