安全性と効率性の追求を目的として、大型の調剤薬局にドラッグステーションを導入しました。
特徴
2023年1月開局の長野県信州大学病院店
スギクリニックモール金山店
地域連携薬局と専門医療機関連携薬局の展開を強化しました。今まで培った訪問調剤のノウハウを活かし、訪問調剤実施店舗数の拡大を行い、患者様の入退院時はきめ細かな医療機関との情報共有を、介護・終末期においては包括的な支援のできる地域医療のハブとなる薬局(地域連携薬局)づくりを進めました。
また、がん領域の専門薬剤師の育成や専門的な医療の提供を行う医療機関との連携を深めた高度薬学管理機能を備えた薬局(専門医療機関連携薬局)づくりを進めています。
通院等でがんの薬物治療が必要な患者様に対して、医療機関と連携しながら、外来がん治療専門薬剤師がサポートする体制を整えています。がん患者様の有害事象有無や服薬状況の確認を行い、トレーシングレポート等を通じて、医療機関へ適切にフィードバックしています。かかりつけ薬剤師制度による、”いつでも患者様が相談できる体制づくり”に加え、介護施設や他薬局との勉強会を実施しています。患者様の服薬情報を共有できる体制の構築により地域医療に貢献できることは、自分自身のやりがいにもつながっています。
外来がん治療専門薬剤師
スペシャリティ医薬品は、特別な温度管理や副作用モニタリングが必要で、専用の保冷庫や薬剤師による特別な介入など、付加価値を伴う流通が必要です。スギ薬局グループでは、現在、名古屋大学病院店で、専用の保冷庫を備え、スペシャリティ医薬品の応需を開始しています。
※スペシャリティ医薬品とは特定の疾患や患者層に特化した、高度な専門性を持つ医薬品群のことです。
マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号等によるオンライン資格確認を開始しました。カードリーダーを導入することで、正確、かつスピーディに患者様の必要情報を確認させていただいています。
調剤をお待ちの患者様に対して、未病、予防、治療など、患者様の健康的な生活につながる情報を提供するために、待合室にデジタルサイネージの設置を進めています。
お客様・患者様のニーズに合わせて、感染性廃棄物(使用済み注射針等)の回収店舗を拡大しています。また、それに伴う針刺し事故の発生防止のため回収物を適切に管理できる体制を整備しています。
※回収容器を患者様に販売し、それを回収しています
店頭あるいはオンラインでの服薬指導済みの調剤薬を店舗の営業時間中いつでも受け取り可能となるサービスです。非対面、非接触の意識が高まる中、患者様のお薬受け取り手段の多様化に貢献しています。