スギ薬局グループは、ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包摂性)=(個々の違いを受け入れ、認め合い、活かしていく)の拡大に向けて、真剣に取り組んでまいります。
2022年度より、リモートワークが可能な社員を対象に、「出張+リモートワーク」か「単身赴任」を選択できる単身赴任選択制度(CHOISE)を導入しました。単身赴任によって、制限されてきた家族との関わりや、時間・場所に囚われない多様な働き方を実現し、優秀な人財の確保・育成を推進していきます。
正社員は65歳までの定年延長、契約社員・パートナー社員は70歳までの定年延長制度に改定しました。さらに70歳~75歳までは体力・健康面を踏まえ、短時間勤務のシニアパートナー社員として勤務を可能としました。
企業在籍型職場適応援助者10名、障がい者職業生活相談員32名が、障がいがある方の業務指導や日常のサポートを行い、障がいがある社員248名が全国9拠点で活躍しています。店舗では巡回清掃や店舗清掃、商品陳列業務を、本社では送付物の仕分けや清掃、商品出荷による物流支援に携わっています。
障がいがある方の雇用率
(2022年度 スギ薬局グループ)
2.58%
多様なお客様・患者様ニーズに対して、女性社員を含めた多様性のあるアイデア・視点でサービス開発を行うことは、当社グループの持続的成長にとって欠かせません。そこで、当社グループでは、2029年度末までに「女性管理職比率30%」の目標を達成すべく、人財育成の強化と社内環境の整備に取り組んでいます。
人財育成については、本質的な課題を発見する力や課題を解決するスキル、コミュニケーションやリーダーシップにつながるスキル、商品知識や専門性・管理面での知識、技術的な要素のスキルを習得し、これらを実践できる人財を育成します。社内環境の整備については、福利厚生の充実や社員一人ひとりが会社に対して声を上げやすい環境を作ることに注力するなど、社員のサポートを強化するとともに、ワークライフバランスの充実を目的とした働き方への改革を推進していきます。
女性管理職比率
女性活躍に向けての今後の取り組み
妊娠・出産、育児に関する様々な支援制度を用意し、仕事と育児を両立できる職場環境を目指しています。
産休・育休の充実に加え、復帰後も働きやすい育児短時間勤務制度を導入しています。小学6年生を終えるまで制度の適用が可能で、育休後も復帰しやすく、働き続け易い職場環境を創っています。
男性育児休業取得率
また、女性がさらに活躍できるように、「男性育児休業取得率」の向上にも注力しています。目標の30%を大きく上回り、さらなる向上を目指しています。
スギ薬局において「基準適合認定一般事業主」の認定事業主マーク(プラチナくるみんマーク)認定を取得しています。
2022年度は、育児休業取得者448名(女性369名、男性79名)、育児休業後の勤務復帰率は95.2%(女性94.7%、男性100%)を達成しています。
育児休業復帰率
多様性に富んだ支援制度