スギ薬局グループは、2022年度より、労働生産性の向上、離職率の低減、組織の活性化、従業員の健康増進を目指し、全従業員を対象としたワークエンゲージメントの測定を開始しました。
ワークエンゲージメントを構成する3つの要素である「活力」「熱意」「没頭」の尺度を質問項目に盛り込み、質問形式で測定しました。
 
              
                ※1:「ユトレヒト・ワーク・エンゲージメント尺度」を採用。
                ※2:平均値(活力、熱意、没頭)。
                ※3:スギ薬局の数値。
              
ワークエンゲージメントの向上に向け、外部機関に分析を依頼し、“ワークエンゲージメントと各種要素(労働環境等)”の関連性、“ワークエンゲージメントと仕事の成果(接客関連加算算定件数・化粧品売上)”の関連性を分析しました。
                        1.管理薬剤師の“ワークエンゲージメントと
各種要素(労働環境等)”の関連性
                      
 
                        エンゲージメントとの関連性が高い順に、風通しの良い職場、上司とのコミュニケーション、年齢、ワークライフバランスと続き、その他の要素は関連性が低い傾向を示す棒グラフ。関連性の高さを比較できるように視覚化されている。(1のグラフ)
                        2.“ワークエンゲージメントと仕事の成果
(接客関連加算算定件数・化粧品売上)”の関連性
                      
 
                        エンゲージメント指数が高いほど仕事の成果も高くなっており、エンゲージメントが高い社員は約10%仕事の成果も高い!(2のグラフ)
                一例として、管理薬剤師の分析では、「業務の改善提案の風通し」、「上司は向き合ってくれるか」、「ワークライフバランスがとれているか」が、エンゲージメントとの関連性が高いことが判明しました(左グラフ)。仕事の成果との関連性においては、ワークエンゲージメントが高い管理薬剤師やビューティアドバイザーが所属している店舗では、仕事の成果(接客関連の加算算定件数や化粧品売上)が約10%高い結果となりました(右グラフ)。
                上司の部下に対する働きかけ、動機付け、上司のマネジメントレベルが、部下のエンゲージメントに影響を与えるといった分析結果から、エンゲージメント向上を促す対策を実行しています。
              
スギ薬局グループでは、健康的な職場環境の実現に向け、役員が定期的に現場を巡回し、従業員との対話を重視した取り組みを行っています。現場の声を直接聞くことで、職場環境の改善や業務効率向上につなげるとともに、従業員が安心して働ける環境づくりを支援。経営層と現場の距離を縮めることで、一人ひとりが働きやすい職場の実現を目指しています。
 
                人事制度改革
人財育成
コンプライアンス・風土改革
現場の部下のマネジメント
 
                  各部門の戦略・施策の遂行及び、人財戦略を推進した効果
 
                成長意欲
                          <エンゲージメント>
<昇格意欲>
                        

帰属意識
<会社への定着意識>

2024年から名古屋ウィメンズマラソンに協賛。部門を超えた社員の積極的な参加を通じて、地域貢献と社員のエンゲージメント向上を推進しています。今後も豊かな健康社会の実現を目指し、社会貢献活動を積極的に展開していきます。
